「皆さん、お疲れ様でした!」2000年8月2日<水>01時07分
 

(「あまいぞ!男吾」カルトクイズトーナメント・キングオブクイズ終了にあたって)

 激しい戦いを勝ち進み、栄えある優勝に輝いた[シュガーレス佐藤]!惜しくも しかし見事な準優勝の[はせお]!エキジビションから全力で戦った全ての選手諸君!そして何より想像を絶するバイタリティーで全試合を仕切りきった道場主[新吾]よ!素晴らしいトーナメントでした!!これは間違いなく クイズトーナメントの形を借りた“道場主と道場生の真剣勝負”であった。[シュガーレス佐藤]、優勝おめでとう! また1回戦で去った君、2回戦で倒れた君、準決勝戦で力尽きた君、そして決勝戦で涙をのんだ[はせお]、さらに道場主[新吾]よ!君たちもまた勝利者なのだ!!力の限り戦ったのだから!!!
 私は諸君の存在を、とても頼もしくそしてウレシク思います。有り難うっ!(感涙!)

☆ 巴道場に栄光あれ!!

「幽レディー お六つさん」2000年7月8日<土>04時25分
 

(K.H.K.W.さんの「読み切り作品だった『お六さん』とか『角丸』とかもコロコロから抜き取ってもってますよ!」という書き込みに対して)

<こぼれ話>
 私、原稿のベタ(髪の毛、夜空などの黒い部分)は“黒のマーカー”で塗っているのですが、『お六つさん』は日本の幽霊のお話なので何となく全編“ 墨汁 ”で塗りました。モチロン印刷物にその差は出やしないのですが・・・気分です、気分(^_~)b

「ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち」2000年7月6日<木>00時33分
 

Q:最近の作品ですごく衝撃を受けたものってあります?[YON-Xさん]

 2年前の春、『ウルトラマンダイナ』TV放映中に劇場公開された映画です。カッコ良くって!カッコ良くって!!カッコ良くって!!!涙が溢れる映画です。

 ***無敵を誇るダイナの前に、侵略者によって彼の戦闘データを全てインプットされたロボット怪獣が現れる。動きを読まれ苦戦を強いられたダイナは初めて“恐怖”を感じ、ついに敵のビーム砲に敗れてしまう!しかも ダイナ=アスカ・シンは自分勝手な単独行動により、仲間に重傷を負わせてしまったのだ。
自責の念にかられ、本部の屋上で落ち込むアスカ。そこへヒビキ隊長が来る・・・
  ヒビキ「何 一人で煮詰まってるんだ・・・ハッハッハ、まるでメッタ打ちにあったエースピッチャーって顔だな。」
  アスカ「もっと最悪です・・・オレのした事は多分、満塁押し出しのサヨナラ負け・・・・・・。」
  ヒビキ「‥‥アスカお前、ピッチャーのマウンドがなぜ高くなってるか考えた事あるか?」
  アスカ「・・・・・・。」
  ヒビキ「“ピッチャーは孤独だ”って言うが、オレはそうは思わねえ。マウンドの中央が高くなってるのは仲間にその姿がよォく見えるためなんだ。“頑張れ!”“負けるなー!!”そんなみんなの声援がイチバン届く場所なんだ!
立ち去ろうとするアスカの背中に向かって、
  ヒビキ「明日の正午、総力をもって敵との決戦に臨む!ダイナでさえ勝てなかった相手だ、はっきり言って厳しい戦いになるだろう。だがオレは!人間の勝利を信じてる!!」
 果たして アスカは自分に勝って再びダイナに変身できるのか!? そして、地球の運命は!?! **********************************

 ここ10年ではこの映画がNo.1です、私の中では!“勇気”“仲間”そして“ウルトラマン”!子供たちの(モチロン大人だって)欲しいものが全て詰まった超娯楽大作です。さあ、まだ観てない人は今すぐレンタルビデオ屋へ走れっ!!!

「おれは男だ!」2000年5月31日<水>08時22分
 

Q:すっごい初歩的(?)な質問なのですが、 「操」の名前っていうのはやはりあの「吉川く〜ん」 から来てるんでしょうか?[せきさばさん]

 [せきさば]さん、その通りです!
 青春の巨匠・森田健作!が主演した青春ドラマ『おれは男だ!』(s46〜47)。そのヒロインの名前が[吉川 操(演・早瀬久美)]だ!このドラマを知らない人の為に、あの“熱い”「第1話」を紹介しておこう。

 *高校2年生の小林弘二(森田)は父親の転勤のため鎌倉のある町に引っ越して来た。部屋の片付けをしている時 隣のアパートに干してある女性モノの下着が目に入る。と、窓が開き慌てて洗濯物を取り込む女性・吉川 操。弘二は操に興味を持ち、引っ越して来た事を喜び竹刀を振る「とお―――っ!」(ここでタイトル『おれは男だ!』)。
  転校初日、弘二は青葉高校の女生徒の数に驚く。ナント80%が女!男子用トイレが全校でふたつしかないという学校自体も女生徒の天下であり、男子はみな借りてきた猫のようにおとなしい。そしてその女生徒たちのボスがあの[吉川 操]だったのだ!バトン部のリーダーである彼女はアメリカに住んでいた為か“ウーマン・リブ”の精神を身につけている。“質実剛健”な弘二はこの雰囲気に反発、男子を鍛える目的で“剣道同好会”の発足を決意する!走り回る弘二の熱意が伝わり一人二人と仲間が集まってきた。しかし予算が無く、道着や防具が足りない為皆バラバラの格好で稽古を始めるが、操らバトン部に馬鹿にされてすっかりヤル気を無くしてしまう‥‥‥。
  弘二は考えあぐねた末、他校の剣道部から余った道具を貸して貰おうと思い立ち、近隣の高校を巡るが思うようにはいかない。最後に立ち寄った相沢高校、現れたのは女主将・丹下竜子!自分と勝負して勝ったら道具を提供するという。弘二はその条件をのんだ!
「青葉高校剣道同好会キャプテン 小林弘二!」
「相沢高校剣道部主将 丹下竜子!」
  ・・・・・・善戦空しく、破れる弘二。全力で戦った結果だ、弘二は潔く己の負けを認める。「俺の負けだ、‥‥‥道具はあきらめたっ!」 しかし、その闘いっぷりに感じ入った竜子は目の前に防具を差し出す。「持って行きなさい、ふたつ分しかなくて悪いけど。」 見上げる弘二に笑みをたたえた竜子、「男らしい闘いぶりだったわ。‥‥‥アナタは強くなる! きっとなる!!」 握る二本の竹刀の感触。弘二の胸に“感謝”と“闘志”がこみあげてくる。海辺・・・力強く砂を掴み、決意を新たにする弘二。「俺はやる!俺はやるぞ!!」青葉高校で男として思う存分闘い、青春を悔いなく送ることを夕日に誓うのであった。

諸君!これが“青春ドラマ”だ!!機会があったら絶対に見逃るべし!!!

 

(さらに・・・)
 申し訳ありません、この長〜〜い文章の最終行“みのがるべし”ってこんな日本語無いですね。『おれは男だ!』のこと書いてたら思わずコーフンして、「見逃すな」と「見るべし」を合体させてしまいました(苦笑)。
  一瞬、流行るか!? と思ったのですが、コレでは「見逃せ!」って言ってる見たいですもんねぇ。すみません、ミスです!では改めて・・・「『おれは男だ!』絶対に見るべし!!!

(さらに・・・せきさばさんの「先生、『森田塾』に参加してませんでした?」という書き込みに対して)
 森田健作さんは今でも私にとっては“ 塾長 ”なのです!
 塾長もその奥様も『あまいぞ!男吾』読んでくれたんだぜっ!!

「ヒーロースペシャル!」2000年7月2日<日>07時09分
 

Q:テントウ虫コミックスで、『任天堂オールスター云々』や『スパロボ大戦』のような、いろんなマンガの主人公が悪に立ち向かっていく内容のマンガがあったと思うのですが・・・[ごんしさん]

 十何年か前、コロコロコミック人気連載漫画の主人公が共演する(1回で4作品ぐらいだったか)『ヒーロースペシャル』と銘打たれた特別編が何回かありました。「ラジコンボーイ」「コンバット弾」「プラコン大作」「エスパー太郎」「ゼロヨンQ太」「ファミコンロッキー」等々・・・当時のコロコロを代表する錚々たる顔ぶれでした。内容は全く憶えていません!が、手もとの“てんとう虫コミックス”チラシ(男吾・第1巻 発売時のモノ)を見ますと、
 『第1巻 ラジコンボーイ/ドラゴン大作戦[史上最大の決戦]』
 『第2巻 ファミコンロッキー ラジコンボーイ/ファミラジ大決戦[銀河帝国の決戦]』 の2冊が出ていたようです。[ワダBEN]さん、これで合ってるかしら?(・v~)

*ちなみに私はどの回かの執筆中の仕事場にお邪魔した事があり、非常にコーフンした憶えがあります!

「五代目までだっ!」2000年6月13日<火>08時20分
 

Q:先生も『あばれはっちゃく』好きだったんですね。自分も夢中で見てましたよ!ところで何代まで続いたんでしたっけ?>あばれはっちゃく[ざいなんさん]

☆「俺はあばれはっちゃく」(’79.2.3〜80.3.8全56話)・・・初代 桜間長太郎:吉田友紀
☆「男!あばれはっちゃく」(’80.3.22〜82.3.27全102話)・・・・・・ 二代目:栗又 厚
☆「熱血あばれはっちゃく」(’82.4.3〜83.3.26 全49話)・・・・・・ 三代目:荒木直也
☆「痛快あばれはっちゃく」(’83.4.2〜85.2.23 全93話)・・・・・・ 四代目:坂詰貴之
☆「逆転あばれはっちゃく」(’85.3.2〜85.9.21 全27話)・・・・・・ 五代目:酒井一圭
****************************************

 ”初代”のゲンコツで画面を割らんばかりのインパクトはキョ−レツだったが、私のNo.1は四代目”坂詰はっちゃく”だ!登場時は本当に小っちゃくて野生味もなく、これで大丈夫なのかな〜〜と心配していましたが、”2年”という放映期間の中で目を見張る程の成長を見せてくれました。特に終盤の、”頼もしさ””オモシロさ””カッコ良さ”は シリーズの頂点を極めた感もあり、その完成度はトレンディ−ドラマなぞ足下にも及ばぬ見事さでした。男の子も女の子も憧れる少年ヒーローに会える毎週土曜日よる7時半はまさしくゴールデンタイムだったのです!そして第5作「逆転〜」が新機軸を取り入れた結果短命に終わった為、シリーズ自体がブラウン管から消えてしまうのですが、終了から半年後、関西テレビ制作の『それいけ!ズッコケ三人組(’85.4.12〜86.4.4)』(こないだの NHKのヤツじゃないヨ)に、五代目・酒井一圭くんが友情出演したのです!
 五代目はっちゃくのキメゼリフ、 『きらめけ〜、きらめけ〜・・・キラメイタッ!』も披露してくれました♪。あまりに感激した私は、はっちゃく時よりだいぶ髪の伸びた酒井くんのガキ大将のような姿をスケッチしました。そしてそのスケッチはやがて、[巴 男吾]という名前で皆さんの前に登場するワケです。「テレビから『あばれはっちゃく』が消えたのなら、オレが漫画で描いてやる!」5人の「はっちゃく」にもらった ”勇気””やさしさ””泥だらけ”を詰め込んだ『あまいぞ!男吾』は、どうやら今も大勢の人たちの心に生き続けてくれているようです。

 オオ〜〜〜イ酒井くん、坂詰くん、歴代出演者の皆さん、当時の番組スタッフの方々、もしこの掲示板を御覧になってたら、ぜひ書き込みお願いします!お礼を申し上げたいのです!!ここ、[巴 道場]のみんながこれほど応援してくれてる作品「あまいぞ!男吾」は、『あばれはっちゃく』への”憧れ”からスタートした漫画なのです!!!

「こちらも外は雨ズラ・・・」2000年6月13日<水>02時18分
 

Q:もうすっかり梅雨ですねぇ・・・。ところで不破の『〜ズラ』という言葉は何地方の方言なんですか?とても印象的で、はじめは”ブキミ!”と感じました[芳之助さん]

 「〜ズラ」・・・恥ずかしながら白状しますが、私バクゼンと東北地方の方言だと思い込んでいたのです。
 ・・・不破源次郎は ”北”の方から強ええヤツを倒しながら南下し、男吾のいる大文字学園(静岡あたりと考えていました)に到達した・・・と。と、ところがっ!エピソード終了後に知ったのですが、「〜ズラ」は、その静岡の言葉という事が判明!!ガ〜ン 頭の中まっ白 顔まっ赤。
  しかし私の中の[不破=東北]というイメージは既に切り離す事ができず (なんせそのつもりで描いてたんスから)、独りで勝手に苦悩する事となりました。その結果、私が(ひねり)出した答えはこうだっ!

*静岡で生まれ育った源次郎は母親の死後東北の親戚に引き取られたが、遺言を守ろうと強ええヤツを求めて飛び出した。果し状を集めて、静岡に眠る母に報告する為に・・・。 「オラ」「母っちゃ」等の言葉は南下しながら身に付いたか、もともと東北生まれの母親の影響。
・・・と、私の中ではナントカこんな感じで落ち着いております(汗汗汗)。[芳之助]さんのように、<キャラクターと ”喋り方”が一体となって読者の記憶に残る>ことは、作者としましては大変嬉しい事です!

 『黒い陰謀をたたけ!』(第10巻)では、土蔵の中や地下の抜け穴という暗く閉鎖されたシーンが多い為、喋り言葉の明確な差別化を計った憶えがあります。特に各キャラクターの[一人称]には印象的なモノを選びました。 「オレ」「オイラ」「ワシ」「ボク」「ワタクシ」・・・ほ〜ら、あのキャラクター達の顔が浮かんできたでしょう!?アッハッハッハ

・・・竜子先生は『アタクシ』でしたね、スンマセンッ!作者失格・・・。

「操の”出っ歯”疑惑」2000年6月12日<月>06時24分
 

Q:操って出っ歯?[ざいなんさん]

 初登場時の役割的な事を考えて、操の前歯は[鋭角的]に描きました。姫子の前歯と比較するとよく分かりますが、姫子の[丸形]に対して操のは[三角形]をしています。ほとんど気付かないような極めて小さな違いですが、しかしキャラクターのイメージとは、こういったモノを繰り返し繰り返し目にする事によって、無意識下の深層心理に刻まれてゆくのだと思います。
  例えば、皆さんが[円谷 操]の似顔絵を描いたとしましょう。 特徴的な ”つり目”や ”キリッとした眉””両サイドの三つ編み”は描けても、”三角形の前歯”まで再現できる人は少ないでしょう。 しかし!作者がイチバン気を配るのが、そういう部分なのです。 もし、操の前歯が丸っこかったら、皆さんの記憶の中の彼女はビミョ−に違うイメージで残っていたに違いありません。[ざいなん]さんが ずうっと気にしてくれていた部分は、私が最も大事にしていた ”円谷 操の特徴”だったというワケです。有り難うっ!

  ところで、ネズミは というと・・・アレは間違いなく ”出っ歯”だっ!

「男吾のル―ムメイト」2000年6月7日<水>07時52分
 

Q:『天宮 哲』?読み返してみたら「こんなキャラいたっけ?」と思いました。彼ってホントはもっと化ける予定なんかあったりしたのでしょうか[HIROMさん]

 大文字学園の寮は二人で一部屋を使います。また、一年ごとに入れ替えがあるようです。
 男吾の相部屋は・・・1年時:河内文太、2年時:天宮 哲、3年時:村野 武。
 外で暴れて帰って来る男吾との対比で、同室キャラには ”ノンビリ野郎”を求めました。出しゃばらず、エキサイトせず、落ち込まず、[天宮 哲]はこれを全うしてくれました。有難う 天宮 哲!よくやった 天宮 哲!!私は君を忘れないぞ! (村野は 乱&舞に緊縛されてオシマイだったが・・・)

*超ウラ話!===初期の初期、男吾の姓は「天宮」の予定だった(『甘味屋』から)。[天宮 哲]こそ、巴 男吾の正当な後継者と言えるだろう。          ・・・いや、言えないだろう(笑)。

「仕事中聴いてるラジオはTBSのココロだ〜〜ン」2000年6月5日<月>03時42分
 

Q:いちばん気に入っているエピソードは?[ワダBENさん]

 私の中のベストエピソードは迷わず『こわいぞ!男吾』です!
 昔っから(小学生の頃から)、”学校以外の場所で先生と会う”シチュエーションには心ときめくモノがありました。『こわいぞ〜』は それが描けたウレシイ1本なのです。日曜日、偶然 スーパーの食品売り場でバッタリ会ったり、奥さん子供連れで海水浴に来てるのを見かけたり、家庭訪問の時、道案内でゾロゾロついてったり、 そんな時の先生って ”学校オーラ”がとれてて、何だか急激に親しみが湧くんだよナ。教室では見えなかった”ヒゲ剃りあと”とか ”意外に長いマツ毛”、”体臭”まで感じられて ・・・「あ〜、先生も人間なんだァ」・・・って。
  一緒にアセ流して、フロ入って、メシ食えば、そこには同じ人間がいるだけ。そんな、少年の頃からの ”憧憬”を詰め込んだ1本です。
  本棚の奥から小学校の卒業アルバムを出してきて久しぶりに開いてみよう!アナタの思い出の先生はどの先生ですか?いつか機会があったらその先生のお話を聞かせてくれませんか。

「おめでとうございますっ!式には呼びなさい!!」2000年6月3日<水>04時01分
 

(けめこさんの「近々結婚することになりましたっ!」という実にめでたい書き込みに対するレス)

 気の早い話で恐縮ですが、男の子が生まれたら「男吾」、女の子なら「姫子」と!
 何ごとも ”勇気”だっ!! 明るく、やさしく、力強い家庭を築いてください!おきばりやす!!!

「『あまいぞ!男吾』パイロットフィルム!!」2000年6月3日<水>03時23分
 

Q:男吾がパイロット版とはいえアニメ化されたという噂を聞いたのですけど[いかりやうーすさん]

 10年ほど前、シンエイ動画によって5分間程のモノが作られました。内容は「第1話」のダイジェストといったカンジ。声優は(私あまり声優さん知らんのですが、一緒に観た友人の言によると)・・・
 ☆男吾・・・・・・「21エモン(TV版)」の主人公・21エモンの声の人。(お名前忘れましたっ。)
 ☆姫子・・・・・・「メイプルタウン物語」の主人公の女の子ウサギの声の人。(お名前忘れましたっ。)
 ☆モミアゲウマ・・・・・・安原義人さまに間違いあるまいっ!私の大好きな声優さんです!!
*あとはちょっと分かりません。スンマセンッ!BGMは、「藤子アニメ」や「トム・ソ−ヤ−の冒険」からの流用でした。

(追加/せきさばさんによると声優さんは「男吾・・佐々木望さん、姫子・・岡本麻弥さん」と考えられるらしいです)

「初連載作品『太陽犬ゼロ』!」2000年6月3日<水>02時33分
 

Q:太陽犬ゼロがまた読みたい!「ゼロ」はまだまだ続く余韻を残しつつ終わってしまったので、 当時は残念でした。ゼロの旅の続きも知りたいです。Moo先生は続きを考えていらしたのでしょうか?[せきさばさん]

 ・・・野良犬[ゼロ]が 宿敵[キング]を目指す旅の途中で、ドロボー猫のシャム、血統犬アルファ、空飛ぶハヤブサ、ペット犬チーズらと 出会いながら、自分の”太陽”を探し続ける・・・・・・という物語です。他にも、チンパンジー、アナコンダ、ドブネズミ等、いろいろ出すつもりでしたが 連載が早めに終了する事になった為、ラストエピソードの舞台を『動物サーカス』にして、大勢の動物に出てもらいました!エンディングは ”太陽に向かって走り出すゼロ” の絵で終わっています。
  「あまいぞ!男吾」も「紋次郎が行く!」もそうでした。主人公は走り続けます。やっと作者の手を離れた彼らはまさに、『オシマイなんかじゃない!たった今から始まるんだ!!』と言わんばかりです。作者は最後の1ページを描き終え、「読者諸君っ、あ、あとは頼むぞ!!・・・」と、作品を読者に委ねるのだ! 読んだ人の心の中にずうっと走り続けられるような、そんな作品を描き続けたい!描き続けるぜ!!
  今週号にて終了した「宅配ビンちゃん」、 最終回のサブタイトルは・・・・・・・・・『ノンストップ』 でした。

「あまいぞ!男吾の未収録」2000年5月31日<水>17時42分
 

Q:当時コロコロを読んだ後に単行本を読むと あれ?こんなシーンあったっけ?..と言うことがあったんですけど?[ホームズさん]

 通常[てんとう虫コミックス]は、30P前後の連載作品6本でキッチリ1冊となります。 が、「あまいぞ!男吾」の連載第1回目は40Pだった為、考えた末、収録を5本にし、足りない分を新たに描き足して埋めました。”コロコロ掲載時には無かったエピソード(絵コンテ段階でカットしたもの、新たに考えたもの等)を挿入する快感”を知った私は 喜々として第2巻以降も大幅な描き足しを続けました。 単行本を買ってくれたチビっ子への特典!ってなカンジでネッ!!
 例外は 第15巻。 ・・・『死ぬな!バアちゃん』は、コロコロ掲載時の『死ぬな!バーチャン』と『命がけだぜ!!』を 1本にまとめたモノなんです。後に来る最終巻の構成を考えての事とはいえ、ほぼ1本分にも及ぶページをカットするのは正に断腸の思いでした〜(ワダBENさんのHPでチョットだけ見られます)。
『南からの挑戦状』でもカットが1Pあるのじゃ。 いつか復活させたいぞっ!

「『新吾っ!』とりあえず呼び捨てにしてみた。」2000年5月31日<水>08時22分
 

Q:母ちゃんと竜子先生、強いのはどっちだと思います?[巴新吾さん](ちなみにこの書き込みから管理人は掲示板でのHNを”巴新吾”から”新吾”に変えてました)

[オフィシャル データ]
 母ちゃん=表向きは 柔道二段。
 白鳥竜子=空手、柔道、合気道、そのほかあわせて十七段。

しかるに!私は「母ちゃん」に1票っ!!皆はどっちだ!?

「巴家の段位は?」2000年5月30日<火>10時50分
 

Q:父ちゃん、母ちゃん、姉ちゃんの最終的な段位ってそれぞれどこまでいったんでしょうか?[raidaさん]

 父ちゃん=空手三段、母ちゃん=柔道二段、姉ちゃん剣道初段でスタートし、第5巻で姉ちゃんが二段になっていますが、それ以降段位について触れているシーンはありません。 が、物語スタート時から両親は ”段位よりもはるかに強い”のだと考えていました。つまり、ある時期から「昇段試験」は受けなくなったけど(カッタルイから?)、日々の生活に於て鍛練は欠かさないため、実力は上がりっぱなし!特に母ちゃんは、父ちゃんを痛めつけるための技に関してメキメキ腕を上げていったと思われます。
  [raidaさん]さんのお察し通り、最強は *母ちゃん*に間違いなさそうですネ。ここまでくると「空手」「柔道」といった区別など さほど重要ではなくなってきます。日常生活に密着した場面々々で、最も則した動きが出来ること(者)こそ ”最強”であり、またそれは ”やさしさ”と全く違(たが)わぬ性質のものだと信じます。父ちゃんが言っていた「巴流 」の極意 『自然体』とはこの事なのかもしれぬ!何の段位も持たない男吾が最もそれに近いというところをみると、巴家の教育方針は正しかったのかもしれない! ・・・あるいは 大間違い だったのかもしれないっ!!(笑笑笑)
 ところで知子は、一所懸命剣の道に精進し、その後も順調に段を上げていったと思います。そんな気がします。なんとなく。

「円谷操のその後は!?」2000年5月30日<火>00時22分
 

Q:その後、”男吾の真のライバル”操はどうなったのでしょう?[偽探偵さん]

 当初 中学生編では、エピソードごとに登場人物をどんどん入れ替えていこうと考えていました。 そうする事で男吾の周囲に常に変化をもたせ、何にでもチャレンジしていく主人公を描こうと思ったのです。 したがって*円谷 操*も『柔道部編』まで!のつもりでした。
 ところが『柔道〜』が終わり、次の『ボクシング編』の打ち合わせに於いて私は当り前のように 「ここで操が・・・」「そして 操 が・・・」と、熱弁していたのです。その時はまだ気付いてなかったが、次の瞬間 担当編集者は苦笑まじりに私の本心を言い当てたのだ。
「(笑)Mooさん、操 がスキなんだから〜(笑)」 ・・・
図星でした・・・。『柔道〜』を通して私は操に惚れてしまったのです。モチロン、共に戦った”同志”として!その後の男吾の物語 に、彼女が欠かせない存在となった事は皆さんご存じの通りです。[偽探偵さん]のおっしゃるように”ライバル”でもあり、もしかしたら ”男吾にいちばん近い存在”だったかもしれませんね。
  さて、Q:操のその後・・・ですが、[偽探偵さん]、大きく深呼吸して そして想像してみて下さい・・・・・・・・・・・・

 ・・・・・・・・それが正解です!

「道場主・巴新吾さま、有難うございます!」2000年5月29日<月>09時43分
 

Q:知子姉ちゃんは、(高校受験)無事合格したんでしょうか?[巴新吾さん]

 親孝行な彼女は「大矢高校」に行ったかもしれませんね。男吾との対比から ”何でも上手くいく姉”として描いていました。(『あばれはっちゃく』も、常にデキの良い姉・兄と比較されてましたよネ。)知子はその後も全てウマくいってることでしょう。モチロンあの *大和 撫郎* とも・・・。

「☆疑問・質問に答えます!」2000年5月28日<日>20時45分
   ☆『あまいぞ!男吾』という漫画について、 「この話の このシーンは一体?・・・」とか、 「あのキャラクターは おそらく!・・・でも誰に確かめたらイイのか分からないっ(~へ~)」〜〜・腕組みしてるつもり. などの疑問・質問があったらこの[ダイナミックBBS]に書き込もうっ!どんな小っちゃな事でも、どんなデッカイ事でもバンバンお寄せ下さい!! 作者自身が記憶脳をフル回転させて、全てのクエスチョンに何らかの答えを出すぞっ!!(汗) 君もこの機会に長年の謎を解明してみないか!?
「(いただいたメールの一部より)」2000年5月21日<日>10時19分
   『母ちゃん台風』(第1巻・P126)で、黒板を見ると明らかに「国語」の授業だが、時間割表では「社会」。また、時間割表によると当日は「木曜日」だと思 われるが、黒板には「火」の表記がっ!・・・・・・この不思議な現象(あってはならないミス・・・汗)も、〜「授業参観にあたってモミアゲウマは一番自信のある課目に変更し、日直はキンチョーして黒板表記を間違えた。もしくは一昨日のままになっているのに誰も気付かない程、クラス全体がキンチョーしていた・・・(汗、汗、汗、)」〜というふうに優しく、やさし〜く解釈しましょう。

  当時、”児童誌”であるにもかかわらず「学園漫画」が無かったコロコロコミックにプチ反骨精神を抱いた私は、自作品の中では”学園臭(がくえんし ゅう)”を充満させようと思い、掲示物など楽しく書き込んでいたのですが、ドタンバの作画変更などでシワ寄せがいくのは決まってそういう部分だったような気がします。でも、イチバン大切にしたいのもそういう部分だと思うのです。このように、粗くて、ミスも多い漫画ですが、『巴道場』で皆さん(当時の子供たち)の声を聞くと、「『あまいぞ!男吾』を描いてよかった!!」と心底思います。

 巴道場に栄光あれ!

「まんが甲子園!」2000年5月12日<金>02時12分
 

 Moo.念平に確実に会いたい!というキトクな方は、8月8〜9日に四国は高知にて開催される「第9回まんが甲子園」に来るがいい!!毎年恒例となった島本和彦先生と私による『大笑いまんが道場』は、アナタを爆笑の渦に巻き込むでありましょうぞ!ハチマキにヨリをかけてまってるぞっ!!!

 巴道場と『大笑いまんが道場』に栄光あれ!

「私も3回行ったことがあるぞ!」2000年5月12日<金>01時46分
 

(芳之助さんの「長崎ハウステンボスに行ってきました!」という書き込みに対してのレス)

 以前、仕事を手伝ってくれてるアシスタント達の慰労も兼ねて、長崎に旅行(帰省)した時、3年連続で「ハウステンボス」に行きました。オランダの建物を再現した美しく楽しい街並みや、笑いの止まらぬ見事なジャグリング、思わず大声をあげてしまう大迫力の体感劇場など、東京ディズニーランドに負けず劣らず(私感)いろんな楽しいモノがありますが、私がイチバン感激したのは『ミステリアス・エッシャー』です。「だまし絵」で有名な画家 M・C・エッシャーをフィーチャーしたこの「エッシャー館」の中は、”不思議階段”や”逆さの部屋”等で構成された不可思議空間〜。数々の作品を見ながらたどり着いた一番奥の扉では短編立体映画が上映されています。タイトルは『永遠の滝伝説』。少女ティルが、病気の愛犬フッフィーの命を救うため、天使に聞いた「永遠の滝」の水を求めて冒険の旅に出る・・・という大感動の物語です。主人公ティルのこの世のものとも思えない可愛さはムロン必見だが、最大の見所は立体映像で観るエッシャーの不思議世界だ!誰でも1度は見たことがある、あのパターン画が!あの不可能図形が!!アナタの目の前に飛び出してくるのだっっ!!!昔っから”だまし絵””不思議図形”の類が大好きな私は溢るる涙を止めることができませんでした。
  諸君、今年の夏は長崎「ハウス・テンボス」へ行こう!そしてエッシャー館の『永遠の滝伝説』をその目で観てくれっ!!観てくれればわかるのだあああああ――――っっっ!!!私もこの夏はチョビッと帰省しますので、運が良ければ長崎のどこかでバッタリ会えるかもしれないぞ!?そんな私は今、『宅配ビンちゃん』の最終回を執筆中です!!!

 巴道場に栄光あれ!

「皆さん、有難う!」2000年4月16日<日>16時45分
 

 巴道場の皆さん、大変楽しく読ませて頂きました。初めまして、Moo.念平です!7年も前に終了した作品を今も愛していてもらえるなんて作者冥利に尽きる喜びでございます。

 連載中、リアルタイムの小学生読者を楽しませる事はモチロンですが、”10年後も面白い漫画”を常に念頭に置いて執筆していました。それは未来を予測して描くという事ではなく、むしろ逆に人・・・特に子供が時代を問わず普遍的にもっているモノを描くという事です。
 〜女の子が隣に座るとドキドキしたり〜
 〜友達のために泥だらけになったり〜
 〜大声で泣いても全然恥ずかしくなかったり〜
アナタにもきっと憶えがあるでしょう?私も自分の子供の頃を思い出しながら楽しく描いていました。

 皆さん お気付きかと思いますが私は「あばれはっちゃく」が大好きです。憧れています!アイツは小学生なのにナゼあんなにカッコイイのか!?ガラは悪いしハンサムでもない、イタズラばっかりしてるし、もちろん成績もほめられたもんじゃない。でも!だが!!しかし!!!あばれはっちゃくこと桜間長太郎は、イザという時『頼りになる男』なのである!思い出してみてください。子供の頃、ロボットアニメや特撮モノ等いっぱいあったけど、一番カッコ良かったのは、イザという時の、君のクラスの「アイツ」ではなかったか!?本当のヒーローは君のすぐ隣にいたのだ!私はこの思いを「巴 男吾」というキャラクターに託したのです。後は私の愛して止まぬ「ド根性ガエル」「いなかっぺ大将」「侍ジャイアンツ」「おいら女蛮」「おれは男だ!」・・・・等などからパワーをもらって『あまいぞ!男吾』 は生まれました。

あれから15年、Moo.念平漫画の本質は今も変わっていないような気がします。 これからも読者の心に残るような作品を1ページでも多く描いてゆきますので見逃すなっっっ!

P.S. ササキバラ.ゴウ氏の告知にあったしんぶん赤旗日曜版に好評連載中の『宅配ビンちやん』は、作者本人が「自信作!」といってはばからない超オモシロ漫画です!読めばわかる!!し、しかしながら5月いっぱいで終了してしまいますっ!!まだ間にあうぞっっ!とりあえず御一読!そしてしんぶん赤旗日曜版編集部にお便りを出そう!!とにかく読んでくれ!読んでくれればわかるのだあああ――――!!

失礼いたしました・・・・またやって来ようと思います。巴道場に栄光あれ!